ED治療薬の説明書

ED治療薬の取り扱いマニュアル

ED治療薬を使うなら、その薬について知っていなければなりません。

EDに効くからというだけで服用してしまっては、副作用に困ったり、時には命にかかわるようなことがおこったりしてしまいます。

こうしたことを事前に防ぐためにも、バイアグラ・レビトラ・シアリスの効果や副作用、服用方法、服用禁止の人を知っておきましょう。

ここでは、3つのED治療薬の共通することを紹介していきます。

それぞれの薬についてはそれぞれのページで書いているので、そちらも確認してください。

勃起力が欲しいならバイアグラ
即効性が欲しいならレビトラ
持続力が欲しいならシアリス

効果

ED治療薬の効果

ED治療薬は、「勃起しない・硬さを保てない・途中で萎えてしまう」という悩みを抱えている人のための薬です。
性的刺激により「勃起させ・十分な硬さを保ち・最後まで勃起を持続させる」。
これがED治療薬の効果になります。

薬に含まれている有効成分が血管を拡張し血流をよくすることで、性器に十分な血液がいき勃起することができます

性的刺激がきっかけで効果がでるので、飲むだけで勃起する、勃起し続けるということはありません。

効果の持続時間は薬で異なります。
バイアグラ約4~6時間
レビトラ約5~10時間
シアリス約30~36時間

副作用

ED治療薬の副作用

ED治療薬を服用することで引き起こされる副作用は次のようなものです。

◆主な副作用◆
頭痛、ほてり、紅潮、動悸、消化不良、めまい、鼻づまり、関節痛、発疹、目の充血、視覚障害、腹痛、不眠症  など

有効成分が性器の周りの血管だけではなく、体中の血管を拡張させ血流をよくするためにおこります

これらは効果と同じくらいに出はじめます。
しかし、ずっと続くのではなく、しばらくしたら治まるものがほとんど。
効果が切れるまでには治まります。

もし、これらの副作用がひどくなっていったり、薬の効果が切れても続くようであれば、ただちに医師に診てもらいましょう

重篤な副作用

重篤な副作用もごく稀にですが報告されています。

◆重篤な副作用◆
顔面浮腫、高血圧、低血圧、不整脈、狭心症、心筋梗塞、腎機能障害、視覚障害、排尿困難、呼吸困難、脳卒中、射精障害、持続勃起症  など

これらの副作用がでる可能性は低いものの、決して出ないというわけではありません。
出てしまった場合はすぐさま病院へ行き、医師に診てもらうようにしてください。

服用方法

ED治療薬の服用方法

バイアグラ レビトラ シアリス
服用量 1回1錠(~100mg) 1回1錠(~20mg) 1回1錠(~20mg)
服用回数 1日1回 1日1回 1日1回
服用間隔 24時間以上あける 24時間以上あける 24時間以上あける
服用タイミング 性行為の1時間前 性行為の30分~1時間前 性行為の1~3時間前
持続時間 4~6時間 5~10時間 30~36時間

バイアグラは20mg、レビトラ・シアリスは10mgから服用してください。
効果が得られない場合や副作用が気になる場合によって、服用量を変更しましょう。

その際に気をつけてほしいことが、1回飲んだあとにプラスして飲まないこと。
1/2や1/4にカットして服用しても、それが1錠とカウントされます。
服用量を変更する場合も、次に服用するまでは24時間以上あけて服用してください。

服用するときは、空腹の状態で水かぬるま湯で飲むようにしましょう。

柑橘類はダメ

柑橘類の服用はNG

柑橘類は服用前後に飲食しないようにしてください。

柑橘類に含まれているフラノクマリンという成分は血中濃度を上げる作用があります。

それにより、効果が増幅して副作用が強く出てしまいます

柑橘類の果肉やジュースはED治療薬との相性NGです。

服用 NG

ED治療薬の服用がNGの人

誰でもED治療薬を服用できるかというとそうではありません。

服用してしまうと死に至る恐れがある人もいます。

次の人は服用しないでください。

▲服用NG▲
・各有効成分に対してアレルギーがある人
・重度の肝機能障害がある人
・血液透析が必要な腎障害の人
・コントロール不良の不整脈、低血圧、高血圧がある人
・網膜色素変性症の人
・6か月以内に脳梗塞、心筋梗塞をおこした人

ED治療薬は血流の流れを良くするものであり、急激に血流が早くなることでこのような症状が悪化してしまいます。
絶対に服用しないようにしましょう。

また、次の薬を服用している人もED治療薬の服用は禁止です。

▲併用禁忌薬▲
・硝酸剤およびNO供与剤
・アミオダロン塩酸塩
・sGC刺激剤
・リオシグアト
・クラスⅠA抗不整脈薬
・クラスⅢ抗不整脈薬   など

これらと併用することで、必要以上に血流が良くなり血圧に影響を及ぼしたり、失神や致死性不整脈を引き起こしたりします。

このほかにも服用している薬がある人は、一度医師に併用してもいいか確認しましょう